なんてひどい世の中になったんでしょう。
大津市でいじめを苦に自殺された少年に黙祷を捧げます。
ずっとテレビで報道されて、私も連日それを見ています。
先日は校長の記者会見もあったところですね。。
ネットでもその全容がまとめられたりしていて、
こんなことが実際行われていたのかと思うと憤りを通りこして
同じ人間なのに人間というものへの虚しさを感じます。
だけど、ネット見てて更に驚いたのは
加害者の実名や経歴、転向の有無までリアルにネットで流れていたということ。
中学の住所も、加害者の両親の仕事先も全部流れていたんです。
確かに、尊い1人の命がこんなやりきれない悲惨な結果で終わってしまったことは
悔やんでも悔やみきれないし加害者に怒り憎しみが向かうのは当然かと思うのです。
だとしても そこまでやるのか。
反省していなさそうな言動が見られる加害者に直接怒りが向くように
誰かがこの情報を流したのでしょう・・
しかし思うのは、こうやって現実の情報を流してしまうということは
正直、どうなのかなと思います。
私は無論当事者ではなく、その現場を見たわけでもなく
だからこうやって記事にすることは
一方的な「自分個人の考え」の域を出ることはないのですが…
そうやって情報を流すということは
怒りと悲しみの連鎖を作る要因を提供しているようにしか見えないのです。
或いは不安の拡散。
特にお子さんがいる家庭ではとても他人事では済まされない事件かなと思います。
もしかしたら自分の子供も・・・?と考えるようになるでしょう。
しかし人が不安や怒り、恐れなどに意識がフォーカスしているときというのは
それに似た不安、怒り、恐れが引き合わされてしまう。
なので、早くこの事件が解決されることを切に願います。
原因がどこにあったのか、ではなく。
事実を早く明らかにして欲しいですね。
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